2014年3月25日星期二

日本で200メートル超は34カ所、世界のわずか4%

日本で200メートル超は34カ所、世界のわずか4%

 日本で超高層ビルが建ち始めたのは、1968(昭和43)年完成の「霞ケ関ビル」(東京都千代田区、高さ147メートル)からとされる。CTBUHによると、高さ200メートルを超える超高層ビルは世界に約840カ所あるが、日本では34カ所と全体のわずか4%程度だ。例えば関西では、200メートル超のビルは6カ所。あべのハルカスのほか、地方自治体の第3セクター破綻の象徴となった「りんくうゲートタワー」(高さ256メートル、大阪府泉佐野市)や現大阪府咲州庁舎の「ワールド・トレード・センター」(同、大阪市住之江区)、日本で最も高い高層マンション「ザ・北浜」(大阪市中央区)などだ。中国オークション
日本ではなぜ、世界のように高さ500メートルを超えるようなスーパー超高層ビルの建設が進まないのか。日本列島は「世界の地震の約2割を占める地震大国」(住宅メーカー)という側面もあるが、大阪市がこれまで御堂筋沿いで行ってきたように、都市景観保全を目的に全国の各自治体が実施する「高さ規制」という政策もあるためだ。

 航空法でも、旅客機の安全運航を最優先する狙いで、空港周辺に一定の高さの建物などの設置はできない。また、土地に対しどの位の建物を建てられるかを示す「容積率」も、ビルの高さを制約する一定の条件になる。

 ただ、安倍晋三政権は3月中に地域選定を進める国家戦略特区で、建物の容積率の緩和をメニューのひとつとして盛り込む方針。東京などの大都市圏で規制が緩和され、超高層ビルが建てられる環境が整う可能性も出ている。

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