2014年4月22日星期二

高校時代の斎藤



じつは、大学時代もそうだった。斎藤は入学直後、1年生ながらいきなり開幕戦の先発を任されるなど、最初から最後までエースの待遇を受けた。にもかかわら ず、1、2点を失っただけで中盤に代えられてしまうことが度々あった。ここを乗り越えたら、また違った斎藤が見られるのではないか。そう思ったところで、 ことごとく交代させられてしまう采配は、監督は本質的なところでは斎藤を信頼していないのではないかと疑わずにはいられなかった。そうした扱いについて、 和泉は冒頭のように語っていたのだ。

 今の斎藤も同じにように映る。10日の試合も多少荒れていたとはいえ、まだ2失点で、しかも2回である。先発投手で、ましてや開幕2戦目を任された投手 なのだから、十分許容範囲だろう。いやむしろ、今の斎藤が本物かどうかを見極めるためにも、あそこからどう立て直すのかを見たかった。

 昨シーズン、右肩を故障した斎藤は、野球生命を絶たれるかどうかというギリギリの精神状態の中で、何とか持ちこたえた。そして、投げられるようになった だけでなく、ようやく高校時代の斎藤を超えつつある。そんなときに、よもやの降板、そして二軍落ちを味わった。さすがに気持ちが切れるのではないかと思っ たが、そんなことはなかった。18日のイースタンリーグの楽天戦でも、改めて斎藤は変わったと思わせた。

2014年4月15日星期二

オダジョー“低視聴率”で意気消沈

俳優のオダギリジョー(38)が15日、都内で行われた主演ドラマ『リバースエッジ 大川端探偵社』(18日スタート、毎週金曜 深夜0:12 テレビ東京系)の完成披露会見で本音を明かした。同局の深夜ドラマ枠に初主演するオダギリは 「民放のドラマですごい低視聴率を獲ってゴールデンはもういやだ。テレビでやるなら深夜かWOWOWだと思った」とぶっちゃけた。
さらに出演理由について「いろんな仕事をしてきて好みにあう作品ができるのは深夜枠」だと紹介。深夜枠でいえば、以前はテレビ朝日系『時効警察』 (2006年、2007年)などに主演してきたが「テレ朝の深夜枠がすごく好きで、そこばかり出ている時期があったけどそれよりもっと遅い枠があった」と 喜んだ。

 同作は東京・浅草にある小さな探偵社を舞台に、調査員である村木(オダギリ)のもとに不思議な依頼が舞い込むという物語。『モテキ』や『湯けむりスナイ パー』などで知られる大根仁監督が脚本・演出も担当する。原作コミックに3、4年前から目をつけ「村木を演じる人を待っていた」といい「オダギリさんが去 年くらいからいい感じに枯れてきた」とラブコールを送った。

 オダギリは「38になりましたから、それは枯れ時は過ぎてるでしょう」と苦笑いし「30になってからようやく出来る芝居もありますし、枯れることは決して悪いことではない」とポジティブに受け止めていた。

 会見には共演の石橋蓮司、小泉麻耶も参加した。タオバオ

2014年4月7日星期一

ひたすらエレベーター



 ITで課題解決を支援するドリーム・アーツは、意欲的な外国人スタッフに対して「日本の学生は草食系に見える」との危機感から、新入社員に対して独自の研修を始めた。
 昨年4月に入社した6人は2カ月半後、2チームに分けられ、会社から課題を与えられた。
「(本社が入る)ビルのエレベーターのアルゴリズムを解明し、改善策を考えよ」
 実は、これは答えのない課題で、牧山公彦取締役は研修のねらいについて、
「ビジネスでは、まず自分で何が課題かを把握し、解決策を提示していく。その体験をしてもらいたかった」
 と話す。6人はまず、ストップウオッチを手にそれぞれエレベーターに乗り込み、何時何分にどの位置にいて、ボタンを押したらどう動くのか、何日間もひたすら計測した。データが集まってきたところで分析し、改善策を考える。参加した綿貫雄一さん(24)は振り返る。
「何も手掛かりがない中でも、アウトプットを出さないといけない。最初から無理だと逃げ出さず、とりあえずやってみる大切さを学びました」
「お笑い研修」で肉食社員を育てるのは、積水化学グループのセキスイ保険サービスだ。全社員を対象にしている。
「笑い方ひとつで相手との距離が縮まります。関根勤さんのように口を縦に大きく開けて10秒間笑ってみてください」
 講師がこう促すと、参加者は恥ずかしそうに「ハハハ」と笑うだけ。講師が、
「これ、一人でやるから怪しくて怖いんですよ」
 と言うと、大きな笑いが起き、部屋の空気は一変した。taobao代行